保険活用法その2「保険で含み資産形成」
保険で作る! 帳簿にのらない含み資産形成
「今」の業績は好調でも、いつか本当に困るときが来るかもしれません。
急な運転資金が必要になった。仕事がら決算で赤字が出せない・・・などなど、将来の経営に何がおこるかわかりません。
長年「優良法人」として納税していても、困ったときに税務署は助けてくれるでしょうか。もちろん相談には乗ってくれるでしょう。だが、残念ながら相談レベルしか助けてはくれません。税金は納め社会で消費されるもので、積み立てではないのだから当然です。
では「いざ」というとき一番頼りになるのは何か。言うまでもなく現金です。
しかも、困ったときに帳簿に載っていない現金が突然あらわれたら、こんなにうれしいことはありません。それが「含み資産」です。
保険と税務通達をよく理解して活用すると、合法的で安心・確実な含み資産を作ることができます。
税務の取り決めを明文化した「通達」のある保険商品に「がん保険(全額損金)」や「養老保険・福利厚生プラン(1/2損金)」、「長期平準定期保険(1/2損金)」などがあり、解約時期を短く設定するか、長くするかなど、経営者である社長の考え方で商品を選んだり、使い分けることも可能です。いずれにせよ、納税が完了してしまえば基本的に税金は返ってきません。
保険を使えば今ある「利益」をいざ、という時のために繰り延べることができる訳です。